樋口新葉が2017GPファイナル(名古屋)に出場する条件
樋口新葉が、2017年12月7日~10日に名古屋で行われるGP(グランプリ)ファイナルに出場するには? 可能性はどのくらい?
追記:樋口新葉のGPファイナル進出が決定しました(11/27)
アメリカ大会に出場するライバル選手がどのような順位だったら、樋口新葉はGPファイナルに進出できるのか?
樋口新葉サイドに立った場合の「取らぬ狸の皮算用」をしてみることにしました。
樋口新葉のファイナル進出ポイント
樋口新葉は、ロシア大会で3位、中国大会で2位。
ファイナル進出ポイントは、11+13=24ポイント。
スコア総合計は419.69。
フランス大会終了時点で2大会以上を終えた選手の中で、樋口新葉の上を行くのは、以下の5人(女子シングルGPファイナル進出ポイントランキング)。
メドベデワ(ロシア1位、日本1位、30ポイント)
ザギトワ(中国1位 フランス1位、30ポイント)
オズモンド(カナダ大会1位 フランス大会3位、26ポイント)
コストナー(ロシア2位 日本2位、26ポイント)
ソツコワ(カナダ2位 フランス2位、26ポイント)
樋口新葉(ロシア3位、中国2位、24ポイント)
アメリカ大会で誰にも抜かれなければGPファイナルに進出できる。
樋口新葉の上を行く可能性があるのは?
アメリカ大会の結果次第で樋口新葉の上を行く可能性があるのは以下の2選手。
2人が揃って24ポイント(2位+3位)※同ポイント・同順位の場合、得点合計419.69※ を下回れば樋口新葉のGPファイナル進出が決まる。
アメリカ大会出場選手
アシュリー・ワグナー(カナダ3位・11ポイント・総得点183.94)
ポリーナ・ツルスカヤ(日本3位・11ポイント・総得点210.19)
樋口を下回るには?
上記2選手が揃って樋口新葉を下回るパターンについて。
アシュリー・ワグナー
1)アメリカ大会で3位以下だと樋口を下回る
2)アメリカ大会で2位かつ総得点235.75未満だと樋口を下回る
ポリーナ・ツルスカヤ
1)アメリカ大会で3位以下だと樋口を下回る
2)アメリカ大会で2位かつ総得点209.50未満だと樋口を下回る
樋口がファイナルに進出できる可能性
樋口新葉がファイナルに進出する可能性は十分。
vs アシュリー・ワグナー
アシュリー・ワグナーの自己ベストは215.39。
アシュリー・ワグナーが樋口を上回るには、1位を取るか、2位で自己ベスト更新の235.75超を出さなければならない。
アメリカ大会には、宮原知子のほか、アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)、ガブリエル・デールマン(カナダ)といったポテンシャルの高いスケーターが出場予定。
いくらアシュリー・ワグナーがホームで強いとはいえ、このメンバーの中で1位を取るのは容易ではないはず。また、「自己ベストを20点更新しての2位」もかなり難しい。
なので、アシュリー・ワグナーとの関係においては、樋口が上を行く可能性が高い。
vs ポリーナ・ツルスカヤ
ポリーナ・ツルスカヤの自己ベストは、先のNHK杯で出した210.19。
ポリーナ・ツルスカヤが樋口を上回るには、1位を取るか、2位で自己ベストに迫る209.50超を出さなければならない。
勢いのあるツルスカヤが1位を取る可能性、あるいは、2位で209.50を超える可能性は低いとまではいえないかもしれない。
でも、ツルスカヤ側から見て、これが簡単なノルマなはずはなく、「難しいチャレンジ」といったほうがよさそう。
結論
樋口新葉は、ファイナルに進出できる!できる、できる、できる!
追記:予想通り、樋口新葉はファイナル進出となりました(11/27)。
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