三原舞依、シニアGPシリーズ「初登場1位」もワグナーに抜かれる
フィギュアスケート界でまたしてもサプライズ!
17歳・高校2年生の三原舞依が、シニアGP(グランプリ)シリーズ「初登場1位」をやってのけた。
登場した時点での1位、2位は?
グランプリシリーズ2016アメリカ大会SP(ショートプログラム)で、11人中9番目の滑走者として登場した三原舞依。
その時点での暫定順位は、
1位:グレイシー・ゴールド(64.87)
2位:浅田真央(64.47)
だった。
ここで登場した三原舞依は、SPの自己ベストだった63.55(2015年JGPオーストラリア大会で記録)を上回る、65.75の堂々の滑りを見せ、「初登場1位」で、「憧れの浅田真央」を抜き去って首位に立った。
その後、最終滑走者、ベテランのアシュリー・ワグナー(地元アメリカ)に抜かれてSPの最終順位は2位になったが、鮮烈なシニアGPデビューとなった。
半年間スケートができない難病と闘う
三原舞依は、昨シーズン、初めてジュニアGPファイナルの進出を決めたものの、その直後に若年性突発性関節炎という難病にかかり入院。
半年近くスケートができない状態に陥った。
ジュニアからシニアに切り替わろうかというタイミングでの怪我との闘い。
氷に乗れない間、可能な範囲でのトレーニングは積んできたというが、アゲインストな状況であることに変わりはなく、シニアGPデビューは「厳しいものになる」との見方もあったはず。
ところが、「滑れる喜び」が委縮やプレッシャーを忘れさせたのか、パーソナルベストを更新する最高のスタートとなった。
フリーのプログラムは「シンデレラ」。
ここで真の「シンデレラガール」になるか?
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三原舞依プロフィール
生年月日:1999年8月22日
学年:GPシリーズ2016登場時、高校2年生(17歳)
出身:兵庫県
パーソナルベスト
SP 63.55(2015年JGPオーストラリア)⇒65.75(更新!)
FS 118.55(2015年JGPスロバキア大会)
TOTAL 182.05(2015年JGPオーストラリア)
コーチ
中野園子
グレアム充子
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