羽生結弦のコーチって他にあの選手も指導?国籍は?
羽生結弦が2015年、グランプリシリーズ日本大会(NHK杯)で、前人未到の300点越えを果たしたが、その羽生を指導しているのはブライアン・オーサーコーチ。
ブライアン・オーサーは、2014年のソチ五輪の時に既に羽生のコーチをしていたので、羽生の金メダルはこの人によってもたらされた。
一見、ただのメタボ気味のおっさんにも見えるが、なかなかの人物のようである。
ブライアン・オーサーコーチのプロフィール
生年月日
1961年12月18日(2015年グランプリファイナル時点で53歳)
国籍
カナダ
現役時代の実績
1980年代、カナダ男子シングルのエーススケーター。
1983年、世界選手権3位。
1987年、世界選手権で念願の初優勝。
1988年、カルガリーオリンピックで、アメリカ代表のブライアン・ボイタノとの事実上の「一騎打ち」対決に敗れて銀メダル。引退。
同性愛者であることを公表
元恋人に同性愛者であることを暴露されるが、それを本人も認めた上、周囲の理解を得ている。
現在は、パートナーの男性と暮らしていると言われる。
金メダリスト請負人
ブライアン・オーサーと言えば、キム・ヨナのコーチでもあったことで有名。
キム・ヨナを2009年の世界選手権、そして、2010年のバンクーバーオリンピックで金メダルに導いた。
それまで、指導経験が豊富ではなかったが、GOE法と呼ばれる採点法を研究し、「いかにして高得点を取るか?」にフォーカスした戦略的指導が功を奏した。
ただ、キム・ヨナとはバンクーバー後に契約上のトラブルが生じ、決裂した(と言われている)。
羽生との出会いは?
2012年の世界選手権後、当時既にハビエル・フェルナンデスのコーチを務めていたオーサーに、羽生結弦がオファーを出した。
ライバル選手のコーチにオファーを出すということは珍しいことで、オーサーは驚いたというが、羽生の熱意を汲んで引き受けることにしたという。
指導法は?
オーサーが全てに手取り足取り教えるのではなく、振付、スケーティング、ジャンプなど、各専門家に担当させる。
オーサー自身も指導にはあたるが、チームリーダーとしての任を負っている。
主な教え子
羽生結弦、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)、キム・ヨナ(韓国)、アダム・リッポン(アメリカ)ら。
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