紀平梨花は、2018平昌オリンピックに出場できない?
フィギュアスケートの2016-2017シーズン・ジュニアグランプリスロベニア大会。
女子シングルフリーが行われた2016年9月24日(日本時間25日午前)、国際スケート連盟公認試合で史上7人目となる女性スケーターによるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、この大会、逆転優勝した紀平梨花(14)。
こうなると、2018年2月に行われる冬季五輪・平昌オリンピックへの期待が大きく膨らむわけだけど・・・
真央ちゃんと同じパターン
結論を先に行ってしまうと、紀平梨花は、全日本選手権2017で1位になっても、平昌オリンピックにはルール上、出場できないことになっている。
紀平梨花の生年月日と年齢制限
紀平梨花の生年月日は、2002年7月21日。
一方、フィギュアスケートの年齢制限ルールでは、「オリンピックが行われる前の年の7月1日より前(6月30日まで)に、15歳以上になっていないといけない」とのこと。
つまり、平昌オリンピックが行われる前年・2017年の6月30日までに15歳になっていないといけないわけだけど、紀平梨花が15歳になるのはその3週間後の7月21日。あと21日早ければ・・・
ちなみに真央ちゃんは・・・
思い出すのは、荒川静香が金メダルを獲ったトリノ五輪(2006年2月)。
この時は、五輪選考の少し前の時期、15歳になったばかりの浅田真央が、荒川静香やサーシャ・コーエン、イリーナ・スルツカヤといった世界女王クラスの強豪をバッサバッサと撃破し、「これでもダメなの??」と言わしめた「年齢制限による出場不可能」のジレンマがありました。
真央ちゃんの場合、生年月日が1990年9月25日。15歳になったのは、2005年9月。
トリノ五輪の年齢規定に照らせば、「2005年7月1日より前に15歳になっていなかったからダメ」となる。
あと87日早ければ・・・でした。
もっときわどい紀平梨花は特例で?
紀平梨花の場合は、真央ちゃんよりもっときわどくて、「あと21日早ければ・・・」という世界。
真央ちゃんで「免疫」ができてしまっているので、「特例でなんとか・・・」という世論も起きにくいかもしれないけれど、ここは、松岡修造さんあたりに突破口になってもらって、「紀平梨花、平昌五輪出場」という流れができないものかと、秘かに願っているのだけれど・・・
「松岡修造さん、キミならできる!」
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